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2st用デジタル進角♪♪

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今日は、あつしさんのRD400用SP-TDCのチェックです(^^)
 
パソコンとSP-TDCがうまく接続できないってことでお預かりしてました。
原因は、WindowsではよくあるUSBドライバの認識失敗だったんで
パソコンの再セットアップでOKでした♪
 
あとは、SP-TDCの基板を少し手直ししたのと
折角なんで、プログラムを最新のものに入れ替えました。
あつしさんのは赤外線ピックアップなんで、プログラムを入れ替える必要はないんですが
念のためです(^^ゞ
 
てことで、最終確認のくるくる3号チェーック! ←(・_・┐)))チェック中(((┌・_・)→
 
これまた折角なんで、想像ですけどこんな感じかなって点火マップを入れてチェックしました♪
これが2stの進角マップです♪
 
RD400はBTDC18.5度の固定進角ってことだったので、
こんな感じがいいかなぁ~っていうマップです。
実車につけてみないと、本当のところはわかりませんが(笑
 
これはとりあえずわかりやすく2Dマップにしました。
4stとは全然違うんですよね。
 
まず1000rpm~2000rpmは、BTDC20→BTDC16と遅角させてます。
これは4stと同じくアイドリングを安定させるためですね。
こうすると1000rpm~2000rpmのどっかでアイドリングが安定するんですよ。
 
2000rpm~5000rpmは、BTDC16→BTDC26と山なりに進角です。
RD400のパワーバンドがどこからかわかんないですけど、5000rpm~6000rpmあたりかなぁって想定で
ようするにパワーバンド前ってことです。
ここも4stと同じ考え方で、徐々に進角です。
実際、ある程度進角させないとパワーバンドまで持ち上げることができません。
 
5000rpm~6000rpmは、このあたりからパワーバンドが始まるってつもりです。
ここが2st特有で、BTDC26からBTDC15と急激に遅角させるんです。
これはパワーバンド前とパワーバンドに入ってからの進角の意味が変わるからなんですね。
ノーマルがBTDC18.5度の固定進角に対して、BTDC26まで進角させたままだと
たぶんパワーバンドに入ったとたん、モ~~~って廻らなくなります。
そこで遅角させると急にカーーーンって吹け上がるんですよ。
 
これは、パワーバンド前はほとんどチャンバーの効果が無いから
4stと同じく一番効率がいい位置に最大爆発をもってくるんですけど、
パワーバンドに入ったら点火の意味合いが少しかわります。
 
チャンバーの効果が出始めるんで、効率の良い位置に最大爆発をもってくるより
排気の初速を点火タイミングでコントロールする感じです。
そのほうがチャンバー効果がよくなって、充填効率があがる・・・ んじゃないかな(^^ゞ
 
なので、6000rpm以上は4stでは考えられないくらいの遅角になるんです。
たぶん排気ポートが開く直前に最大爆発をもってくる感じです。
実際乗ってみると、遅角させていくと急に排気音が大きくなるところがあって
その一歩手前って感じが一番パワーがあるみたいです。
 
排気の初速が最大になって、チャンバーの効果が出やすくなるんじゃないでしょうか。
それと、燃焼ガスが一番高温になる前に排気することで焼き付き防止にもなりますね。
 
2stの進角って、だいたいこんな感じじゃないかなぁ~ って思います(^^)
 
なので、固定進角の値はパワーバンド前でも回転を上げれて
パワーバンド中もそれなりにパワーが出るっていう妥協値みたいな感じです。
 
実際、もとからデジタル進角のTZR50とかを固定進角にすると
進角させなきゃパワーバンドまであがらないけど、パワーバンドに入ったら廻らない。
遅角させるとパワーバンドから落としただけでエンストってなります。
 
固定進角の2stをデジタル進角にすると、パワーバンド前でもそれなりに走って
もちろんパワーバンド中は元気いっぱい♪
それにパワーバンドも少し広がります。
 
・・・といっても、おれ、原付2stでしか体感したことないんですけどね(笑
 
RD400がどんなことになるか、さっぱり見当つきませんけど
すごいことになるんだ♪ って思いながら、一生懸命チェックしましたよ(^^)
 
くるくる3号での机上テストは全てOKだったんで、
あとはあつしさんにお任せです♪
 
あつしさん、ヨロシクっす(^^)
 
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