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VFR750R用SP-TDC 発射♪♪♪

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いや~ これも難しかったっす(>_<)
 
本日はVFR750R用のSP-TDCが、ようやく出来ました♪
 
何度か紹介しましたけど、あらためて紹介しましょう(^^)b
これが今回のVFR750R♪
 
もろレーサーですよね。
エンジンはV型4気筒で、点火制御はなかなか難しかったです(^^ゞ
 
いつも通りの3D点火マップですが・・・
 
ちょっとVFR750R特別仕様な部分があるんです(^^)b
 
V型4気筒、シリンダー挟み角90度なので、
フロントバンクの進角だけ補正できるようにしてみました♪
 
なんでそんなことをしたかと言いますと、
理論上の話で実際どうなのかはわかりませんが、
リアバンクとフロントバンクの上死点通過スピードが違うんじゃないかと思うわけです。
 
リアバンクの圧縮工程は、270度前のフロントバンクの爆発の惰性で圧縮することになりますよね。
270度前の爆発だと、クランクの加速は既に終わっていて完全な惰性になります。
それで圧縮するわけですから、クランクは減速しますよね。
 
でも、フロントバンクの圧縮工程は、90度前のリアバンクの爆発工程中になります。
ATDC90あたりのクランクはまだ加速中になります。
リアバンク爆発の勢いで加速しようとするし、フロントバンクの圧縮で減速しようとしますが、
当然 爆発の勢いが勝ると思うんですよ。
となると、フロントバンクの上死点通過スピードは速くなるはず。
 
ということは、圧縮スピードが上がるってことだから、圧縮圧が上がるのと同じ意味になりますよね。
そうすると、リアとフロントで同じ進角ではまずいんじゃないかと思ったわけです。
 
リアとフロントで独立の3D点火マップにしようかとも思いましたが、
セッティングが複雑になりすぎると思うんで、フロントバンク補正ということにしてみました。
 
回転数だけでの2D補正にしました。
 
リアバンクは、3Dマップそのままで点火して、
フロントバンクは3Dマップにさらに2D補正が加わって点火しますよ(^^)v
 
たぶん、フロントのほうが遅角に振る感じになるんじゃないでしょうか。
 
っていうか、フロントが先にノッキングしだすと思うんであまり進角できないと思うんですよね。
フロントに補正かけることで、リアが存分に進角できるんじゃないかと(^^ゞ
 
 
まぁ難しい話はこんくらいにして(笑
いつものくるくる3号テストです♪
 
VFR750Rのピックアップローターはこんな特殊な感じになってます。
 
これを、テスト用のローターを作って、くるくる3号で再現しますよ♪
 
右回転で、Tマークが上にあるときがリアバンク上死点、
右にあるときがフロントバンク上死点になります。
 
結局こういうことさ♪ っていうのを動画にしてみました(o^∇^o)ノ
 
コントローラーをフロントバンク補正モードにして、LEDタイミングライトで位置を確認してます。
最初はリアバンクの点火タイミングなんで、コントローラーをいじってもタイミングは変化してません。
後半がフロントバンクの点火タイミングで、コントローラーで可変してますよ♪
こういうことです(^^)
 
フロントだけ3Dマップからさらに±10度の補正ができるんですよ。
もちろん、コントローラーでオンビートで出来ますから
走行しながらフィーリングをつかむことが出来ますよ(^^)b
 
めでたく設計通りに動作しましたヾ(@⌒▽⌒@)ノワーイ!
 
本当に机上の話で、ノーマルでもこういったことをやってるのかどうかさえ わかんないし
実際に効果があるかどうかもわかりません(^^ゞ
 
だけど、どんなことになるのか、すんごい楽しみですね♪
 
VFR750Rさん、大変お待たせいたしました(^^)
本日 発送しましたので、装着&セッティング よろしくです♪
 
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