XS750の巻♪"> XS750の巻♪">

XS750の巻♪

0
先日から作っていたSP-TDCのうちの1台が、
くるくる3号テストをめでたくパスしまして、本日出荷となりました♪
 
パスしたのはXS750用のSP-TDC V120です(^^)b
 
XS750は3気筒ですから、マッハと同じでいけるか?! と思いきや、
やっぱり特別仕様です(笑
 
元々の仕様は、ピックアップコイルが3個で、ローターの突起は1個。
これはポイント式からピックアップコイル式に変わった頃のものですね。
基本的には、ピックアップコイルの信号そのままに点火するタイプです。
 
なので、3気筒ならピックアップコイルも3個あるわけです(^^)b
 
これはアナログ進角なので、できればデジタル進角に適した1ピックアップ多突起に変更したいところですが
お客さんと相談の結果、ピックアップローター廻りの工作が結構大変になりそうなので
ローター&ピックアップコイルはノーマルのままでいくことになりました。
 
ローター&ピックアップコイルはノーマルであっても、SP-TDCはデジタル進角で頑張りますよp(^^)q
ノーマルといえども、そんな素直には使いません(笑
 
まずは、くるくる3号テストをするために、くるくる3号のバージョンアップから(^_^;)
くるくる3号クリスタル! な~んてね(笑
 
そんで、この3個のピックアップコイル・・・
普通は各気筒の点火タイミングを拾うわけですが、
SP-TDCはそういう使い方をしないで、120度のクランク角センサーとして使いますよ。
 
3個のピックアップコイルを、こんなふうにつなぎます。
1番のピックアップコイルは単独で、120度クランク角センサーと1回転の区切り信号として、
2番3番は直列につないで120度クランク角センサーとして使うんです。
 
そうすると、こんな波形が出てきます。
上と下の波形を足すと、120度毎の信号になります♪
 
SP-TDCのオリジナルローターだと60度毎なので、120度では倍の間隔になってしまいますが
120度以内ならSP-TDCの性能が出せることは検証済みです♪
 
当然、こういう波形は初めてですから、プログラムはXS750専用設計になってますよ。
 
 
そんで、くるくる3号テストではバッチリ!
オリジナルローターと同等性能です。
でも、くるくる3号はモーターですから、同等はあたりまえですね。
 
実車ではそうはいかないと思いますが、十分な性能は出るんじゃないかと思います♪
 
 
それから、たいした変更ではないですが、ちょっとだけ操作性アップを(^^)
セッティングソフトがちょっと変わりました(*^^*)
マップグラフや進角バー表示なんかをブラックバックにして、ちょっとスパルタンな感じにしました♪
 
それから、マップのエンジン負荷を手前が100%奥が0%と、今までと逆にしました。
 
奥が0%では混乱するかなぁと思って、今までは手前にしてたんですが、
進角マップは、おおむねエンジン負荷高いほど遅角になります。
だから、0%が奥のほうがマップの山が奥側になって見やすいんですよね。
 
あと、SP-TDCへのマップ書き込みがあまりにも簡単なんで
不用意に初期画面や、たまたま画面にあったマップを間違って書き込むことが続出だったんで
USB ON と同時に、SP-TDCのデータを読み込むように変更しました。
 
その他、ちょっとした操作性改善をやりました。
 
 
ということで、XS750用SP-TDCは本日出荷となりました(^^)
これからはお客さんのところで、実車テストです♪
 
 
↓ポチッとヨロシクです(^^ゞ