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NS400R用SP-TDCの取付

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只今、発売にむけてマニュアルを製作してまして、取付・配線についてちょっとご紹介したいと思います。

今回長々と大事な車体をお借りしましたので、ささやかなプレゼントってことで
SP-TDC取付ステーを作りました(^^)

これをテールカウル左側につけます。

ここにはATACのコントローラーがついていました。
ノーマルのNS400RもここにATACコントローラーがあるので、取り付けるとしたらこの辺かなと思いますが
現状ではノーマルの車体を見ることができないので、取付ステーも製作できません。
このNS400R専用ステーです。
もしデータがあれば作れるので、後々オプションで製作しようと思います。
SP-TDC本体を取り付けるとこんな感じ。

ハーネスは完全カプラーONにしたかったんですが、これもノーマルの状態がわからないし
2stはこの車体のようにガッツリカスタムしてある車体が多いから、カプラーを付属して加工できるようにしました。

SP-TDC本体側のコネクタだけ付けてあるので、車体側はお好きな長さでカットしてお使いください。
さて、それでは接続箇所です。
ATACコントローラーの4Pカプラに接続します。

次に2番のCDIユニットに繋がってたカプラに接続します。

といっても線は1本しか使わないので、ギボシに替えてしまったほうがいいかもしれませんね。
カプラは付属しますので、どちらかお好きなほうで。
ピックアップコイルの配線は、エンジンから出てきたところの4Pカプラに接続します。

CDIユニットのカプラまで配線はいってるんですが、ノイズ的に少々難アリだったのでメインハーネスは使わず
ダイレクトにここに接続します。
バキュームセンサーです。

これは1番キャブから負圧コックにホースが繋がってると思うので、そこにT字コネクタ等で割り込ませます。
結構ガソリン・オイルが入ってくるので、バキュームセンサーは必ずこの向きで取り付けます。
それからタコメーターです。
これもノイズ的に厳しかったので、メーターまでダイレクトに接続します。

IGコイルへも、メインハーネスは使わず直接配線します。
フルトラ点火ですのでCDI点火とは配線がちがいますので、メインハーネスは使わないでください。

あとはバッテリーに直接プラスとマイナスをつなげば配線は完了です。
その他、注意点でエキサイタコイルのカプラは必ず外します。

これをやらないとノイズで誤動作します。
あと、エンジンとフレームのアーシングをしっかりとってください。
これもCDI点火とフルトラ点火では電流の経路がちがうので、エンジンとフレームのアーシングを強化する必要があります。
文字で説明するとなかなか面倒くさそうですが、ギボシやコネクタを付けられる方ならわりと簡単にできると思います。
マニュアルにはもっと詳しく書きますが、取付イメージはこんな感じです(^^)