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始動 その後。

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始動から二日たって、やっと実感がわいてきました(^^ゞ

なんたって動いた瞬間は お!動いた(@_@) ってビックリしたほうが大きかった(笑
今になって、自分が作ったECUで動いたってスゲーじゃん♪ って思ってきました(^^)

んで、その後はまたプログラムの修正やってるんで書くことないわけです。
始動できたことですんごい色んなことがわかってきて、それをまたプログラムに
フィードバックしてんですね。

自分が作ったプログラムでガソリン噴射してる・・・ 
ようは自分がガソリン噴射してるようなもんなんで、キャブじゃわかんなかったことが
イメージできるんですよ。

一番 なんだこりゃ? って思ったのが、燃調が濃すぎて薄くしようと思ってやってたときです。
噴射時間をだんだん絞っていったんだけど、どこまで絞っても濃いんです。
そんで、ついに噴射時間をゼロにした瞬間、回転数がビョ~ンと上がったんです。
まるでアクセル開けたかのように。

最初は、あれ?プログラム間違ったか? って思ったけど、そうじゃなかった。
そのまま5秒間、5,000rpmくらいで廻り続けてその後ストップ。
間違いなくガソリンの噴射を止めたとたんに回転数が上がったんですよ。

これ、たぶんガソリンの霧化と気化の関係みたいです。
ガソリンの噴射を止めても、インマニやシリンダー内に液体のままのガソリンがあって、
それが徐々に気化するから、うまい具合に薄い状態になって回転があがるようでした。

プラグを見ると、左は真っ黒にすすけて、右は気持ちよく濡れ濡れでした(笑

プラグが濡れてるのはキャブでも何回もみたことあるけど、
火が点かなくなって、後から入ってきたガソリンで濡れるんだと思ってました。

でも、違うんですね。
爆発してても、シリンダー内にある液体のガソリンはそのまま燃えずに残ってるんですね。

だんだん気化して、次回の爆発、またその次の爆発と燃えていくようです。
結果、濃すぎる状態だとガソリン噴射をやめても5秒もエンジンは廻り続けるみたいです。

ガソリンだけを急に止めて点火を続けるなんてことは、インジェクションじゃなきゃできません。
そんなことが出来ちゃうから、色んなことがわかってきますね。

ほんとガソリンは液体のままでは燃えないってことが実感できました(^^)
今まで霧化と気化の違いなんて、わかっちゃいるけどイメージが浮かびませんでした。
それが今回は良くわかりましたよ♪

インジェクションは霧化だけ考えてもダメで、どう気化するかを頭に入れて
プログラム作んないといけないんですね。

こうなると実験してみたいことが山ほど出てくるんですけど、
そんなことやってたら完成しなくなっちゃいます(^^ゞ

実験はおいおいやるとして、今はまともに動くようにしなきゃいけませんね(笑
まずは濃すぎる燃調をなんとかしようとやってます。

Z750GPのインジェクタなんで、いけると思ってたんですけど全然合いません。
750だから気筒当り185cc、XSは気筒当り125cc、たった60ccなのに
全然濃いです。

最小噴射時間にはしてるんですけど、毎回噴射なんで1回の爆発に2回噴射してるんですね。
まずはこれを1回噴射にしてみようと思ってます。
それでダメなら、噴射しなくても5秒は動くんだから、1回の噴射で2回爆発させるとか。
アイドリング付近はそんなことでいけるんじゃないかと思うんですよ。

それと気化する時間を十分にとるために、早い時期に噴射するようにしてみようと思います。
今は毎回噴射だから、吸気バルブが閉まってるときに1回、開いてるときに1回です。

開いてるときの1発は、かなり液体のままシリンダーに入っちゃうんじゃないかと思うんです。
そうするとガソリン多く出してるわりに薄いってことになるんじゃないかと。
燃費が悪くなっちゃいますね。

噴射時間を縮めるのは そう難しくはないのでもうすぐ出来そうです。
そしたら、またアップしますね♪

いや~ やっと面白くなってきました(^^)