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フライス盤のベルトドライブ化

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今日は道具の整備っていうかグレードアップです(^^)
フライス盤なんだけど、うちのはXJ9512っていう中華フライスです。
これ、ギア駆動だからすんげぇやかましいし、ギヤが樹脂だからすぐ割れちゃうんだそうです。
なのでネット上では定番のベルトドライブにしてみます。
自分でやろうかとも思ったけど、そんなに手間もかけてられないのでキットを買ってみました。
ヤフオクに出てた「小型フライス盤 ベルト駆動キット」ってやつです。
なんだけど・・・
これ、すっげぇイイです(^^)
部品構成もマニュアルも、 ん~ なんていうか・・・ すっごくちょうど良いっていうか(笑
とにかく気持ちいいんです♪
これなんかいいですね。

もともと付いてたのか、出品者さんの心遣いなのか、わかりませんが
ベルトは消耗品だからメーカーとか型番がわかるとうれしいですよね。
しかもシールになってるから、どっかに張っておけるし♪
こういうのであんまりお客の立場になることないし、こんな嬉しい買い物は滅多にありません。
制作側として見習いたいですね・・・  と言いたいところですが・・・
残念ながら見習うところはひとつもありません。
かといって、間違わないでほしいんですが、出品者さんにケチをつけたいんじゃないんです。
見習うところがないというのは、もしおれがこのクォリティで販売したら
ボロクソ言われるだろうなってところが多々あるからです。
これは、いくら言っても近くで見てる人にしかわからないんですが、おれの場合、
そこを文句言われる(◎_◎;)??? ってことがすんごく多くて。
なぜかおれがやると要求が数段厳しくなるんですね。
不思議な話です。
なので制作側としては見習うわけにはいかないんだけど、
でも、客として本当に良い買い物ができたと言いたいのです(^^)
値段、対応、部品やマニュアルの決めどころ、全てにおいてちょうど良い
笑っちゃうような気持ちよさがある仕事です。
もっと良いクオリティでとか、もっと安くとか、いくらでも出来ると思うけど
このちょうど良さってなかなかないです。
まずはマニュアルのとおりにフライス盤のヘッドを分解します。
カバーを取ってモーターを台座ごと外します。
分解方法も必要にして十分な感じで書いてありました♪
次は問題の中間ギアを撤去します。
真ん中の黒い樹脂のギアですね。
ヘッドを外して中を見ると、Hign Low の切り替えギアがあります。
これが全部いらないわけですね。
マニュアルには軸だけ抜き取ってギアは中に残しておいてもいいとありました。
出品者さんはそうしているそうです。
気になるようならヘッドを外して取り出してくださいと(笑
気になるのでやらせて頂きます(^^)
軸は下側のクリップを外して叩けば抜けました。
これだけならヘッドを外さなくてもいいですね。
んで摘出したパーツがこちら。
あとはマニュアル通りに組み付けるだけです。



一見、面取りもされてなくて大雑把に加工してんのかなと思うけど
決めどころはしっかり決めてあってJAPANクオリティですね。
組み立てる時に、本当にピタッ、ピタッ、とはまっていきます。
ベルトの型番シールも張りました♪

モーターに貼っちゃったけど、モーターって熱くなるんだった(^^ゞ
後でモーターの台座に貼りなおしました(笑
さて試運転♪
予想どおりの静寂性♪ モーターの音しかしません(^^)
普通はこの静かさにビックリのところなんでしょうけど、ビックリだったのはこのキットの気持ちよさでした(^^)
パーツを並べて  (*´▽`*)ウヒヒ
マニュアル読んで (*´▽`*)ウヒヒ
組み立ててる最中も (*´▽`*)ウヒヒ
この気持ち良さは本当に嬉しいです♪
クオリティ的なことには、くっだらないケチつける人はいっぱいいるんだろうなとは思うけど
この気持ち良さを絶賛できないなんて可哀想なヤツだなって思います( ̄▽ ̄)
おれは、これぞJAPANクオリティだ! と思います(^^)
日本のモノづくりはこうあるべきですよね(^^)b
出品者さん、楽しい品物をありがとうございました♪