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デスビに赤外線センサー

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今日はバイクじゃなくてクルマです(^^)
 
車にSP-TDCを装着するときは、ピックアップローター&センサーをどうするかが問題ですよね。
 
付ける場所は、デスビかクランクプーリーになります。
センサーは赤外線センサーにするか、ピックアップコイルにするかですね。
先回のロータスエランは、クランクプーリーでピックアップコイルでした。
 
今回は、デスビに赤外線センサーのタイプです(^^)b
 
デスビに赤外線センサーでも、方法はいろいろありますね。
今回は、お客さんのご要望で、ローターもセンサーもこちらで作りました。
 
ちょっと難関だったのは、ポイントも残したまま赤外線センサーを付けたいとのことです。
これはポイントも赤外線センサーも使うということではなくて、
出先でもしもの時にも、すぐにポイントに戻せるようにとのことです。
 
ということで、デスビ自体は無加工で、できるだけポン付けできるように考えてみましたよ(^^)
 
装着するのは、このデスビ♪
4気筒でポイントが1個ついてます。
車はあんまり見たことないんだけど、ローターは差し込んであるだけでスポっと取れるんですね。
 
さすがにローターだけは外します。
画像でみると結構なスペースがありそうなんだけど、
いざ付けるとなると、なかなか厳しいスペースですね(^_^;)
 
そんで、今回制作したパーツはこちら♪
赤外線センサー、ピックアップローター、その他金具です。
ローターの直径は40mmしかありません(>_<)
 
このサイズだと反射型の赤外線センサーは厳しいものがあります。
当然ピックアップコイルも難しいですね。
なので、今回は透過型の赤外線センサーです。
 
では組立です♪
 
まずは、ベースプレートをポイントのプレートに共締めします。
このベースプレートの角度設計が、なかなか難儀しました(^^ゞ
 
んで、ここに柱をたてます♪
センサー基板を浮かせるためのスペーサーです。
 
そしたら、スペーサーを入れてローターをセットします。
ローターは、軸に合わせてD穴にしたので、位置決めはできてます。
お客さんに聞いたお話と現物をにらめっこして、たぶんここが上死点っていう位置がわかったので
合ってる・・・  はずです(^^ゞ
 
あとはセンサー基板を付けて、ローターを締めれば出来上がり♪
プラスドライバー1本あれば、ポイントに戻せる仕様です(^^)
なんとかデスビ無加工で出来ましたよ♪
 
配線をどこから出すのかは、お客さんにおまかせです。
 
デスビがプラスドライバー1本でポイントに戻せても、
ポイントは機械進角で、イグニッションコイルはひとつ。
SP-TDCはデジタル進角で、イグニッションコイル2個の同時点火だから、
その辺はどうすんだろう? 
 
と思いましたが、そこら辺はお客さんのほうに考えがあるとのことでした(^^)
 
耐久性はどうなのかなぁ と、ちょっと心配な部分もありますが
市販のポイントレスキットよりはずいぶんお安くできましたよ♪
 
あとはクルクル3号テストに合格したら出荷です。
 
汎用性のあるSP-TDCを売ってるといっても、
お客さんが100人いたら100種類のものを作るような毎日ですね(笑
 
ほんと、いろんな作り方があるもんですね(^^)
 
 
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