カタナめっ! 凸( ̄ヘ ̄)!!"> カタナめっ! 凸( ̄ヘ ̄)!!">

カタナめっ! 凸( ̄ヘ ̄)!!

0
どうにもクリアできないカタナです(^_^;)
 
他にも発送しなきゃいけないSP-TDCが山ほどあるんで、
カタナにばっかりかかってはいられないんですが(^^ゞ
 
でも、カタナ特有の問題ならいいんですけど、
SP-TDC Ver2.2の問題だったりするとこれから送るSP-TDCにも影響が出ちゃいます。
そんなわけにもいかないから、せめてカタナの問題かSP-TDCの問題かくらいは切り分けないと(^▽^;)
 
なので、Ver2.2からちょっと離れて根本から考え直してみようと♪
 
となると、まずはノーマルイグナイタはどうやってんのかってことからですね。
 
ITOさんにカタナのノーマルイグナイタをお借りして解析してはみたんですが・・・
チップ部品を使ってあって、基板から解析はなかなか難しかったです。
途中までしか解析できませんでした(^▽^;)
 
ならば、もっと古いタイプのイグナイターならチップ部品は使ってないだろってことで
XS250のイグナイタを見てみました。
前にも何度か解析トライしてるんですが、回路知識が追いつかずわかりませんでしたヽ(  ̄д ̄;)ノ
 
今ならわかるようになったんじゃないかと、再チャレンジです( ̄‥ ̄)=3 フン
 
なんでカタナなのにXS250のを解析すんのかといいますと・・・
今まで何種類かのイグナイターを見たんですけど、
そのどれにも使われてるのが10μFの電解コンデンサーです。
 
ピックアップ信号の入力回路に必ずこのコンデンサーが付いてるんだけど、意味がわからない(>_<)
どのメーカーのにも同じようについてんだから、よっぽど定番回路なんでしょうけど(ーー;)
 
そこになんかヒントがあるんじゃないかと思うわけです。
 
そんで、必死こいて解析しました φ(゜ー゜)ホォホォφ(。_。)メモメモφ(゜-゜)フムフムφ(。_。)カキカキ
 
んで・・・
 
わかったどぉーー <o( ̄^ ̄)o> エッヘン!!
やっと解析できました♪
ちっとは成長したか、おれ(笑
 
なぞの10μFの電解コンデンサーはこんなことになってまして・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
まぁ、回路に詳しい方なら、そんなのもわかんないのかってほど簡単な回路です(笑
 
これがピックアップコイルからの2線間に入ってまして、
で? どんな効果があるんだい?? ってのがわかんなかったんです(^^ゞ
これはどうやら、ピックアップ波形の変動幅をおさえるみたいです。
ピックアップ波形は、クランキング時は小さく、回転が上がるとでっかくなってきます。
ジェネレーターと同じ構造ですから当たり前ですね(笑
 
だけど、波形がでっかくなったりちっちゃくなったりすると
制御には都合が悪いんですよ。
この回路は、それをおさえる役目があるようです。
 
ちょっと実験してみました♪
この回路を、ピックアップコイルにつないだ600rpmの波形がこれ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
±1Vくらいですね。
試しに、1kオームの抵抗だけにしてみても、あんまり変わりません。
 
2600rpmになると、こんな波形になりました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
2Vちょっとってとこですね。
なんだ、変わってんじゃん(ーー;)  と、お思いでしょうが・・・
 
これを、抵抗だけにすると・・・ こんなです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ワ~ o( ̄▽ ̄;)三(; ̄▽ ̄)o って感じです。
 
ね、変動が小さく押さえられてますね(^^)b
でも~、そのかわり波形がずいぶんと歪んでますよね。
 
こんなに歪んでしまったら、点火タイミングが狂うんじゃないかと思うんですが・・・
 
んで、XS250のイグナイターがどんなタイミングで制御してるのか、
解析した回路を、回路シュミレーターで組んでみました。
 
そしたら、こんな波形になりました。

したがピックアップの波形で、上が成形後の波形です。
 
マイナスに落ちる瞬間をねらってるんですね。
確かにこのタイミングは、波形が歪んでも一番変動が少ないポイントです。
 
なるほど~♪
XS250のイグナイタは、波形の振幅変動は押さえるけど
波形の歪みにはさほど気をつかってないみたいですね。
波形が歪んでも あまり変わらないポイントを使って制御してるようですね。
 
カタナはどうなのかな~?!
同じなのかな~ ・・・・・
 
とおもってたら、いいタイミングでITOさんからメールが・・・
 
カタナのノーマルイグナイターの波形!
 
おおお~~~~\(◎o◎)/!
 
なんとぴったりのタイミング♪ 
ITOさん ( ̄▽ ̄)b グッジョブ!  です(笑
 
さて、カタナのノーマルイグナイターの波形はどうでしょう♪
あ~♪ やっぱり♪
丸印のところの波形が歪んでます(^^)b
 
この歪み方は、前々回のSP-TDCと同じ歪み方ですね。
電圧もシフトしてあるし、ゼロ点も同じように変化しちゃってます。
 
てことは、カタナのイグナイターも波形の歪みはたいして気にしてなくて
歪んだ波形でもわりと正確なポイントを使って制御してるってことですね。
 
しかも、SP-TDCは突起の幅を確認するためにプラスとマイナスの両方の波形を使ってるのに
ノーマルイグナイタは、どうもそういう使い方はせず、プラスのみ使ってるようですね。
両方使うと、どうしても波形の歪みにひっかかっちゃうからじゃないでしょうか。
 
この波形からわかることは他にも色々ありましたが、
いっちょまえに企業秘密ってことで(笑
 
ん~♪ だいぶ見えてきました(^^)♪
入力回路の精度としては、SP-TDCもノーマルイグナイタも大差ないようです。
歪み方としてはSP-TDCのほうが多少良い感じですね。
 
ノーマルイグナイタはこの状態でも正確な制御ができてる。
 
ということは、回路はすでに問題ないレベルで、問題はプログラムにあるってことですね。
 
っていうか、プログラムで直せるってことですよ(^^)b
そりゃ~おれには好都合です♪
そっちのほうが得意ですから(笑
 
ヨシ! こんだけ情報が集まれば、なんとかなる気がしてきました♪
 
さっそく Ver2.2の改良をやってみます(・_・ゞ-☆