TZR250 3XV 用 SP-TDC 完成(^o^)/"> TZR250 3XV 用 SP-TDC 完成(^o^)/">

TZR250 3XV 用 SP-TDC 完成(^o^)/

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かなり長いことかかった3XV用SP-TDC、ようやく完成しました♪

ただ、ご覧の通りのカスタム車両なので、残念ながらノーマル3XV対応にまではいたりませんでした。
ノーマルではキャブにスロポジ、ソレノイドバルブが付いていて、オイルポンプにもソレノイドバルブがあるようですが、そこら辺を全てカットした状態です。
この車体は混合仕様になってるので、オイルポンプのソレノイドバルブ制御は必要ありません。
キャブはたぶんTZ用になっていてスロポジはありません。
ソレノノイドバルブはあるんですが、ノーマルとはちょっと違う仕様のようです。
調べたところ、ソレノイドバルブは常にOFFで、燃料は出る状態、高回転のみONになって燃料をカットするようになってるようです。
SP-TDCでは一切制御せず、常にOFFの状態となってます。
これだけ付いてる制御をカットしてしまって、はたしてうまくいくんでしょうか?
予想としては高回転のノビがダメになるのかな!?  と思いましたが・・・ どうでしょう(^^)
まずはノーマルCDI、といっても完全ノーマルではなくて何かカスタムしてあるのか社外なのかはわからないCDIユニットですが、YPVSと点火マップを調べてみました。
うちの2XTのときに作ったデータロガーで調べました。
YPVSはこんなマップでした。

あれ? 2XTとは違いますね。
7500rpmから開き始め、10000rpmで全開、その後12500rpmで半分程閉じてます。
高回転でYPVSを閉じるのは何の効果があるのかな?
次に点火マップです。

ん? なんだこれ( ˘•ω•˘ )?
2stの最終型の3XVなのに、まさかの固定進角!?  そんなんでいいのか?
制御は2000rpmからで、2000rpm以下はフライホイールの突起エンドそのままで点火してるようですね。
10000rpm以上で急激に遅角させるっていう、2st神話の典型のようなマップですが
こ、これがいいのかな(^-^;
2000rpmから10000rpmは良く見ると微妙に変化があるような・・・
拡大してみました。

2000rpm~3500rpmは微妙に進角してるのかな、19.2度~19.7度。
4000rpm超えたら19.5度でわずか0.2度の遅角。
7000rpm超えて19度で、0.5度の遅角。
これは狙ったマップなのか、誤差なのか。
いずれにしても、こんなんで良いとは思えないんですが(^-^;
とりあえず、比較のためにSP-TDCではなくこのCDIユニットで乗ってみましょう。
といっても、おれは怖くて乗りたくないので、今回もくるまやにテストライダーをお願いしました。
イッパツ乗ってきたくるまやのインプレ。
「うん♪ レーサーって感じ♪ これ以上良くなるとは思えないよ(^^)」
マジか( ˘•ω•˘ )  やっぱこんなマップが正解なのかな。
「そりゃ低速は無いよ、4000rpm以上じゃないと走り出すこともできない」
2000rpm~4000rpmは微妙に進角してるんだけど、やっぱ誤差なのか走ることもできないらしい。
ではSP-TDCに切り替えて、マップは2st用の出荷標準マップでいってみよう(^^)/
予想としてはパワーバンド前は乗りやすくなるはずだが、高回転は全滅になるはず。
どうだ くるまや。
「ん~。 いいな♪」
え(´・ω・`) どういいんだよ?
「全体にトルクが太って乗りやすくなった(^^)」
低・中回転もトルクが出て使えるようになって、これなら街乗りもできそうだと。
全滅になるはずの高回転も、パワーバンドが広がってトルクも一回り太くなった感じだそうです。
レーサー的なピーキーさは無くなるものの、下から上までモーターのように回って乗りやすいみたいです。
てことは、進角マップの考え方はやっぱ間違ってないみたいですね(^^)
恐る恐るおれも乗ってみましたが、確かに乗りやすいし回転に合わせてパワーが出てくる感じ。
でも、どんどん出てくるパワーに「ダメダメ! ここ公道!」ってビビリミッターが効いてしまいます(笑
ちなみに、点火マップはこんな感じです。

参考までに赤が2XTのノーマルマップです。
で、緑が今回のSP-TDCのマップ。
基本は2st用の出荷標準で、違うのは13000rpmまでマップを伸ばしたくらいです。
これでソレノイドバルブ制御を止めてるにもかかわらず、高回転もよくなりました。
それで、昨日、オーナーさんが来店されまして試乗しましたよ(^^)b
オーナーさんも久しぶりなので、まずはSP-TDCなしで乗って頂きました。
ご本人ですから感想もなにもないとは思いますが、これ以上良くなるのは想像できないってことでした。
こんだけカスタムしてきたんだから、そりゃそうですよね(笑
では♪ SP-TDCに切り替えて、はい、どうぞ♪
一回り乗ってきて、なんか困ったような顔して帰ってきたんでどうかなぁと思いましたが・・・
「・・・ いいです ・・・」
くるまやと同じ感想でした(笑
下から上まで全域モーターのような、ロータリーのようなとてもスムーズな感じだそうです。
欲がでて今11000rpmあたりがピークなんだけど、12000rpm、13000rpmあたりまでいかないかってことでした。
ん~、そこはソレノイドバルブも止めてるし、点火も0.1度でも変わってくるとこなんで難しいです(>_<)
が、せっかくなんで良くならないまでも変化があることだけでも体感してもらえればと
何回かセッティングを変えて走ってもらいました。
セッティングといってもタブレットでマップを書き換えるだけなんで、バイクは何も触りません。
まるでワークスチームのようで、オーナーさんも興奮気味でした(^^)
何本か走るうち、毎回良くなってきて、ご本人でさえ思わず怖くてアクセル戻しちゃったそうです。
「あ~♪ これでもういいです♪」
「インジェクションにしようと思ったけど、これでしばらく遊びます(^^)」
点火だけでまさかここまで変わるとは思っていなかったそうで、終始ビックリされてました。
最後のほうはご自身でマップを調整して乗ってもらって、たったそれだけで変化することにカルチャーショック状態でしたよ(^^)
この3XVはずいぶん前にお借りしたんで、キャブは冬用のセッティングになってるそうです。
なので今の時期には合わないはずなのに、もとの冬場の状態よりもパワーがあるそうですよ。
「これでもう卒業ですね♪ いや~~ 待ったかいあったわぁ!」
嬉しいお言葉も頂きました♪
とにかくタブレットでちょこっといじっただけで変化するのが面白くて仕方ないって様子でした。
点火マップはまだまだベストではなくて、フルトラ効果のほうが大きいかなと思いますが
マップを合わせていくのもお楽しみ頂ければと思います。
ということで、大成功ですね(^^)
ありがとうございました♪