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XS250 デジタルフルトラ&インジェクション 準備その2

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さて今度は、インジェクタの動作テストです(^^)

インジェクションのガソリンが出てくるところです。
キャブでいったらメインジェットかな。
といっても、キャブだとガソリンが出てくる穴はいっぱいあるけど、
インジェクションはこのインジェクタひとつだけです。
シンプルっすね(^^)

何をテストするかってぇと、自分が作った回路でインジェクタが動くかっていう
思いっきり基本的なことと、無効噴射時間ってもんの計測です。

これがテスト回路です。

フルトラとあんまりかわりません(^^ゞ
パワーMOS-FETで、インジェクタに電気を流したり切ったりするだけです。

電気を流すとインジェクタの弁が開いてガソリンが出ます。
今回は空回しで、ガソリンは出ません(笑
あんまり空回ししちゃダメなんでしょうけど、ちょっとのテストだから大丈夫でしょ。

そんで、無効噴射時間っていう信号を送ってもインジェクタが反応できない時間があるらしいので
どこまで短い信号で反応できるのか、テストしてみます。

パルスジェネレーターで信号を出して、その信号を短くしていきます。
そんで、インジェクターから音がしなくなる時間を測ってみます。
時間は、USBオシロを使ってパソコンにグラフ表示してます。

それだけなので、あんまり書くことないから計測風景を動画でどうぞ♪
ちっちゃい音でカチカチっていうか、ビーっていうか、それがインジェクタの音です。

インジェクタテスト
ちゃんと動きました♪
どうでしょう、わかります?

パルスジェネレーターのボリュームを廻すと、信号の長さが変わるんです。
この信号の長さでガソリン噴射量を制御するんですね。

で、インジェクタ4本をテストしたところ、反応できなくなる時間が結構ばらついてます。

インジェクタ1=1.3ミリ秒
インジェクタ2=0.8ミリ秒
インジェクタ3=0.9ミリ秒
インジェクタ4=1.1ミリ秒

まぁ1.5ミリ秒ならどのインジェクタも安定した音がしました。
ということで、噴射時間は1.5ミリ秒以下にはできないってことですね。
結構 長い時間なもんですね。

これでどのくらいのガソリンが出るのかは、資料がな~んもないのでやってみないとわかりません(>_<)
1.5ミリ秒と2ミリ秒では、えらい音が違うから0.1ミリ秒単位くらいで考えれば
いいんでないかと思ってます。

できあがりのイメージは、動画のようにボリュームをまわすだけでガソリン量を変えられるっちゅう
ことです。
燃調がボリューム調整でいいってことですね。
メインジェット変えたり、ニードルクリップ段数変えたり・・・その他もろもろのキャブ調整が
ボリューム一個になるって感じです。
これで、イグナイタもテストOK、インジェクタも動かせたしってことで
あとは回路作りです。
回路自体は、すんごく簡単な回路なので間違わなければわりとすぐ出来ますね。

その後、プログラムへと進むわけで、そこまではいいんですけど
肝心のインジェクションの部品が揃ってません(笑
燃料ポンプやら、センサー類やらが全然ありません(^^ゞ

てことで、そんなにすぐは完成しないのです(笑