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6VモンキーのSP-TDC

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さて今回は6Vのモンキーです(^o^)/
 
お客さんは、SP-TDCにしては珍しくご近所の方です♪
ご近所もご近所、お店から車で10分かからないところです(笑
 
こちらのお客さん、何を思ったか数か月前にモンキー欲しいと言ったかと思ったら
速攻 部品取車を購入されました。
 
なんでもフレームにエンジン付いてる程度のゴリラを買ったそうで。
これから勉強しながらレストアするんだと言ったかと思うと、もう出来たと・・・ えっ(・・?
なんとも素早い動きです(笑
 
本人が言うには、間違ってタンク買ったの、走ったらなぜかパンクしたの 
スプロケ飛んでいったのって、わたしゃ何も出来ないのですと豪語されてました(笑
 
どんなモンキーだよ? って若干不安になるモンキーがこちら♪
 
 
お? かっけ~じゃん♪
 
もともと尋常じゃない謙遜する方なんで、そんなこったろうとは思ってましたが
予想以上にきれいでかわいいモンキーに仕上がってました(^^)
 
そんでこのモンキーにSP-TDCを装着するわけですが、仕様がまたイキな感じでして(^^)
 
普通はまずは12V化ってとこですよね。
だけど、それはよくあるみたいなので、6Vのままいってみたいとのこと。
 
お客さんも6Vにメリットがあるとは思ってませんが、
あえて6VのままSP-TDCっていうのも面白いなぁと思います。
そのほうが車体加工が少ないってメリットはありますよね。
 
6Vとなると、フルトラにしてしまっては逆に性能低下をまねきかねません。
ならばここは、マグネトー点火を無接点のMOS-FET化してみようかって悪ノリしてみます( ̄∀ ̄*)イヒッ
 
最初は、マグネトー点火っていっても、回路的にはバッテリー点火のポイント式と同じと思ってたんですが
ちょっと調べてみたら、どうやら原理からして違うようですね。
 
てことで、お店に来てもらって波形計測です♪
 
計測するのは、ポイントからの配線と、発電の配線です。
 
で、これがキック時のポイント配線の波形。
 
ほ~~~ なるほどフルトラともCDIとも違う波形ですね。
原理としては、フルトラの原理もCDIの原理も入っているような感じです。
 
これをMOS-FETで無接点化したら、なかなか面白いかもしれません( ̄ー ̄)v
 
6Vモンキーはポイント式だから、ピックアップコイルはありません。
なので、どうやってクランク角信号をとるかが問題です。
ピックアップコイルを取り付けるには、どうやっても12V化や大加工がさけられません。
 
そこで、今回はご近所のお客さんだから、こちらで直接見ることができるんで、
以前にやった禁断のジェネレーター信号を使おうかと思います。
発電コイルをピックアップコイルとして使ってしまうという荒技です(^^)b
 
そんで、どこにも売ってないマグネトー点火のトランジスタ化といってみますよ♪
やってみないとわかりませんが、
もしかしたらフルトラ以上の一次電圧が得られるんじゃないかと( ̄∀ ̄*)イヒッ
 
発電コイルの波形もとってみました。
6Vモンキーは発電コイルが1個しかないので、なかなかキレイな波形ですね。
 
YB-1なんかは、ピックアップコイルがフライホイール内側にあって同じような波形です。
だからこの波形なら十分信号として使えそうですね。
 
これが成功すれば、ちょっとした配線加工だけで6VモンキーにSP-TDCが付けられます♪
6Vモンキーが3D点火になるわけですよ(^^)b
 
モンキーを3Dにしてどうすんだよって思うかもしれませんが、
なかなかどうして♪
フィーリングはカブかCB50かってほど違うんですよ♪
 
全開走行のみならあまり意味はありませんが、低速~中間域はなかなか面白くなります。
 
さて、波形計測もできたし、ローターも作る必要ありませんので、
あとはSP-TDC本体とプログラムを作るだけです。
 
わりと早くできるかもしれませんね(^^)
楽しみに待っていてください♪
 
 
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