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デスビカバー試作

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さて今回は、CNCフライスを使ったデスビカバーの試作です。
最初から作ろうと思ってたわけじゃないんですが、ちょっと問題がありましていっそやってしまえ!ってことで(笑
デスビ内にピックアップローターを仕込むタイプのSP-TDCを制作してたんですが、
あ、デスビといっても車じゃなくてバイクです。
こんなデスビです。

ピックアップコイルもついてるから、ローターだけ制作すればOK・・・ と思いきや・・・
このピックアップコイルは2個一体になってるもので、配線は2本しかないから2個のコイルが直列になってるようです。
で、困ったことに2個のコイルの極性が反転してして、2個の鉄心にローターの突起が同時にあたると
双方打消しあっちゃって信号波形がでませんでした orz
となるとピックアップコイルを変えるしかないんだけど・・・

はみ出てしまう ( ̄▽ ̄)
デスビにピックアップコイル仕込むのはスペース的になかなか難しいんですよね。
どうすっかな~ ってことで、ここはCNCフライスも完成したことだし、いっちょやってみるか!
ということで、CNCフライス完成したばかりだってのに、いきなり3D加工にトライしてみました(^^)/
覚えたばっかのFusion360で3D設計しまして、やってみました3D切削。

このアルミのかたまりから削るんですけど、CNCになったとはいえ中華フライスなので
限界いっぱいいっぱいです(笑

一発3D切削なんてできるわけもないので、最初の粗取りは2.5Dでやって、最終で3D切削しました。
で、切削終了したのがこちら♪

おお~~ ちゃんと3Dになりましたよ♪
こんなの加工屋さんに頼んだらいくらになることか(/ω\)
裏側は刃の跡があっても なかなかそれっぽいのでヨシです。
表面は、中華フライスの剛性不足でこの仕上げで限界でした。
でも、いかにも削り出しって感じで悪くはないんですけどね。
ただ、バイクに付けたときに違和感たっぷりになりそうなので、もうひと仕上げしてみました。

ん~♪ 上出来です(≧▽≦)
ノーマルのカバーは樹脂製で、似た形状でピックアップ部分をこれ見よがしに出っ張らせてみました。

んで、デスビに装着するとこんな感じ♪

けっこうな高級感ですよ(^-^)
3D切削イッパツ目にしては十分な出来になりました。
SP-TDCやってると、どうしても作らなきゃいけないパーツが出てくるんで
そういったものの試作には十分役にたちそうです。
ていうか、自分でアルミのカバー作るなんて、数年前は夢のまた夢だったんですけどね(笑
こんなことも出来るようになったんだなぁ って、感無量な試作でした(^-^)