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CB750F SP-TDCインプレ2 (^^)v

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またまたブログが放置気味でした(´・ω・`)
 
農作業に・・・ SP-TDCに・・・ 本業に・・・  色々忙しくて・・・ っていう言い訳です(^^ゞ
 
さて今回は、CB750FのスエPさんから、またまたインプレが届きました♪
スエPさん、ありがとうございます(^^)
 
今回は読みごたえありますよ☆
まるで雑誌に載ってるようなインプレです♪
 
では、ご本人のそのままインプレです♪
 
 
コッキーネット様
 
お世話になっております。スエPです。
 
先週の土日にバイク仲間とツーリングに行ってきました。その際のSP-TDCの具合についてレポートします。
 
今回のルートは、目的地付近まで高速道路移動でした。
SP-TDCについては、6,000rpmまで一般道で試していましたが、それ以上は未知の領域です。
 
最初はオッカナビックリで徐々に回転を上げていきましたが、高回転でもOKそうです。
5,000~7,000rpm付近のマップが気になっていたので、この辺りを中心にアクセルON/OFFで確認します。
良い具合です。しっかりトルクも上乗せされています。
そこからギアを落として、7,000~10,000rpmを探ります。トルクは薄まりますが、それでも
ノーマルを上回るトルク感です。振動も抑えられており、滑らかに回転が上昇します。
マップ設定を、高回転で少し抑えるマップにしていたので、予想通りの結果に大満足。
アクセルON/OFFで各エンジン負荷での繋がり具合(中間マップ)も確認します。
 
具合を確認していて感じたのが、
エンジンが滑らかに回るので、従来の走行感覚とリンクしなくなります。
長年(20年以上)同じCB-Fに乗っているので、音で大体のエンジン回転数が判ります。
しかし、回転計を見ないでアクセルを開けると予想以上の回転数になってしまいます。
これが速度感覚にも現れるので、気持ちよく加速していくと、ビックリする速度になっています。
最初は速度計が壊れたのか?とさえ疑いました。
この点に関しては、慣れるまで気をつけないといけません。。。
 
その後、マップ設定を変更し高回転域を煮詰めようかと考えていると、雨に見舞われました。
急遽、SAに入って雨対策を行い、テストは中断。
結局、高速を降りて以降も雨に降られ続け、ウエットな峠道を走り抜けてその日は終了しました。
 
翌日は、雨警報が出ていたので高速で早めに帰宅。高回転域のセッティングは次回に持越しです。
今回2日間走ってみて、マップイメージとエンジンフィーリングが大まかに脳内で合致するようになってきました。高回転域での遅角量をどうするかが今の課題ですが、ある程度の
マップをPC上で描けるというのは便利で面白いですね。
次回ツーリングでは、もう少し高回転でトルクが出せる設定で試してみるつもりです。
 
なお、以下に自分が感じたインプレと感想を書き出してみました。
今後の製品開発の参考になればと思います。
○メリット
・2,500rpm以上の回転域でトルクに厚みが出る。 各回転域で自然なフィーリング
 (2,500rpm以下はノーマル程度)
・多少のラフなアクセル操作にもトルクが付いてくる。(マイコン制御の恩恵)
・常用回転域(3,000rpm~6,000rpm)のトルクが改善されるので、街乗りが楽になる。
・回転振動が全体的に滑らかになる。 (高回転域を多用する高速道路では疲労が軽減される。)
・空ぶかしで吹け上がりが鋭くなり、チョット嬉しくなる。
・音が乾いた音質に変化し、レーシー感が漂う。←嬉しい。
■デメリット
・SP-TDC本体の設置場所にもよるが、雨天時の水の浸入が心配要因となる。
・エンジンが回り過ぎてしまい、気が付くと回し過ぎている事が多々ある。
・加速が良く回転が滑らかなため、気が付くと速度が出すぎていたりする。
・バイクで出かける際にノートPCを持ち歩く機会が植えるため、必然的に荷物が増える。
 (セッティングが決まれば不要となるのでしょうが、、、)
 
水の問題を除けば痛し痒しの悩みです。
 
☆総評
装着して約2ヶ月の感想としては、本当に取り付けて良かったと思います。
約2年前にSP-TDCをネットで見つけた時に、たかが点火ごときでエンジン特性が変わるのか?と疑い気味ではありました。
しかし、旧車のCB-Fを改善する一つの手段としては面白いと考え、その後2年間掛けて情報収集や検討を重ねました。
具体的には、素人ながら電子回路の勉強を始め、似た装置を購入しそれを参考に同じものを自作した上で、データー取りや耐久試験、破壊試験などを実施して自分が納得できるまで確認作業を実施しました。
 
そこまでやった上でSP-TDCを装着した結果、自分の予想以上の性能に驚き、満足しております。
感覚的には、バイクが10年若返った感じです。
 
エンジンを掛けて軽くアクセル吹かせば、スグに違いが感じられます。
発進すれば軽く車体が加速していき、2速、3速で引っ張れば、滑らかに高回転まで一気に回り切ります。
その時の音質は弾けるような音で、ノーマルマフラーでも味のある懐かしい音質に変わります。
20数年前に峠道に響いていたあの音です。
 
 
何故ここまで変化するのか、この点について考えてみました。
 
まず、CBのノーマルガバナーは経年劣化により、その役目を終えています。
進角に興味を持ち出した頃に、ノーマル状態がどうなっているのかを調べてみました。
その結果、
私の車両(1981年式)の場合、3,000rpmで最大進角40度を示しました。
更に回転を上げると、4,000rpm以上で36度に遅角してしまいます。
サービスマニュアルでは、6,000回転で最大進角40度を示すと記載してありますが、全くこれに合致していません。
原因は、ガバナーのバネが張力を失い、設計回転数未満で作動しているためです。
このことから、現状の純正点火システムでは、設計性能を満たしていない事がわかります。
私のCB-Fのエンジンはオーバーホールはしていますが、点火以外は全くのノーマル状態です。
マフラーすらノーマルです。よって、このエンジン特性の変化は、エンジン本来の性能を引き出すことによって、得られていると思われます。
エンジンチューニングの基本がエンジン性能を引き出すことだとすれば、まず真っ先に実施すべき変更点です。しかも最大進角40度を大きく越えない程度でセッティングすれば、エンジンへのダメージも最小限です。
レブリミット設定をすれば、オーバーレブも防げます。
SP-TDCを装着しセットアップすることにより、これらの性能・機能が得られるというのは大きなメリットです。
 
惜しむべくは、ポン付けの専用設計パーツとして、ラインナップ販売がなされていないということです。
電子回路や電気の素人でも、手軽に手が出せるような製品にまで熟成されれば、CB-Fの定番チューンになり得ると思います。
この部分は、コッキーネットさんに頑張ってもらう他ありません。
 
老婆心ながら、
CB-F限定ではありますが、今後、取り付けを検討されている方には、多少のアドバイスはできると思います。
私の作成したノーマルマフラー用のマップでしたら、自由に使っていただいて構いません。
どなたも最初は苦労はされると思いますが、装着~セッティングまで、何とかやり遂げる事ができれば、それに見合ったメリットが十分に感じられるパーツだと思います。
SP-TDC仲間がこれからも増えていくことを期待します。
 
スエP
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スエPさんのインプレ スゴっ(>_<)
 
存分に楽しんでおられるようで、こちらも嬉しいです♪
 
インプレ中にあったポン付けの専用設計パーツとしてのラインナップですが・・・
やりたいのはやまやまなんですが、同車種であってもエンジンが違ったり、ローターが違ったり、
みなさん実に様々なカスタムをされているので、なかなかポン付けとしてラインナップできないんですよね(^^ゞ
 
でも、今回、スエPさんが限りなくノーマルということと、
さらに今、CB-F用の7突起ローターの設計が入っています。
 
ということで、なぜFさんから始まったCB-F用 SP-TDCが、
いち早くポン付けキットになりそうな状況となってます♪
たぶん、カプラーON・ボルトONでCB-FにSP-TDCを装着できるんじゃないかと思います。
 
スエPさん、その時はご協力お願いしますね(^^)
 
ということで、スエPさんのCB-Fインプレでした♪
 
 
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